中編小説 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
隣国の人々の日常が「既視感」のパノラマとなって明滅する、珠玉の作品群。
えび―ケーララの悲恋物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
南インド・ケーララの代表的作家が描く大悲恋物語。ベストセラー小説の初邦訳。えび漁で生活を支える小さな漁村に生まれた漁師の娘と異教徒の魚商人の悲恋物語。インド政府文学賞受賞作品。
青邱野談―李朝世俗譚 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
隣国の漢文説話集を平易な口語に編訳。実在の高官や妓生、盗賊に妖怪、貴顕衆庶の夫や妻が、侠気と情義、艶笑と血涙、謹厳と詭計と奇々怪々の世界をくりひろげる、李朝社会の万華鏡。
遊女の足蹴―古典インド劇・チャトゥルバーニー (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
華やかな遊里を舞台に遊女と通人が繰り広げるお洒落な会話、恋の駆け引き。おかしくてちょっと切ない独り芝居、初めての日本語訳。
内容(「MARC」データベースより)
「チャトゥルバーニー」は、サンスクリット戯曲のうちで最も面白い作品といわれる。華やかな遊里を舞台に遊女と通人が繰り広げるお洒落な会話、恋の駆け引き。おかしくてちょっと切ない独り芝居の初めての日本語訳。*
台湾文学―異端の系譜 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
邱永漢、陳映真、劉大任、鄭清文、拓抜斯など、日本の支配から解き放たれたのちの苦難の半世紀を、文学者としての志を失うことなく過ごした人びとの生きざまと作品に、インタビューを交えながら照明をあて、「血涙とあがきの台湾文学」の全体像を浮きあがらせる、著者二十年の研究の集大成を問う。
内容(「MARC」データベースより)
邱永漢、陳映真、劉大任、鄭清文、拓抜斯など、日本の支配から解き放たれたのちの苦難の半世紀を、文学者としての志を失うことなく過ごした人々の生きざまと作品に、インタビューを交えながら光をあてる。〈ソフトカバー〉
尹東柱 青春の詩人 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
日本によって奪われた言葉・文字で詩を書いた尹東柱。植民地期朝鮮に生まれ、27歳で福岡刑務所にて謎の死にいたるまでの生いたち。
南朝鮮の詩人群像―民主・統一の証言 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
民族分断・苛烈な弾圧の中で、南朝鮮の詩人は民主・統一をうたいあげる。14人の詩人たちの恨に迫る、得望久しい詩論集。
内容(「MARC」データベースより)
民族分断・苛烈な弾圧の中で、南朝鮮の詩人は民主・統一をうたいあげる。分断という現実を民族的課題としてとらえ、真向から立ち向かう、14人の詩人たちの恨に迫る詩論集。
レイナ川の家 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
清く青い水をたたえ〈女王の川〉と呼ばれたレイナ川。その岸辺で過ごした幼い頃の思い出を胸に生地を訪れたカリダッド。だが、川も辺りの様子も一変。その上、彼女が亡父から受けついだ土地には見知らぬ家が建ち、60がらみの女が店まで出していた。―戦後、スラムと化したマニラ・トンド地区の川べりの土地をめぐって、高利貸ばあさんニョラ・テンタイとカリダッド一家の闘いが始まった。小気味いい下町スラングの会話にのせて、下層階級に君臨する“権力者”や、中流インテリ家庭の人々を鮮やかに描き、マルコス政権下の腐敗する社会とその変わりゆく予兆を巧みに捉えたタガログ語文学の傑作。
金素雲『朝鮮詩集』の世界―祖国喪失者の詩心 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
1910年の日韓併合以来の不幸な状況下で来日した金素雲は、朝鮮古来の民謡や童謡を日本語訳することで、日本文壇へのデビューを飾った。それによって日本の文人たちの支持を得た彼の活動は、韓国近現代詩の日本語訳へと向かう。本書は、近代文芸の一ジャンルとして確固たる位置を獲得した二十世紀前半の韓国新体詩を日本人に紹介した金の仕事を再評価し、文化交流とはなにかを考えるものである。
タイ現代文学案内―変動する社会と文学者たち (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
変化を予兆し、現実を鋭く切り取る熱き文学者たちの群像。
内容(「MARC」データベースより)
タイ文学は、文学者らしい生き方を厳しく貫こうとする作家や詩人たちの創作活動を軸にして、盛んになりつつある。タイ文学と30年以上も取り組んできた著者が、現実を鋭く切り取る熱き文学者たちの群像を描く。